どこでも気軽に購入することができるルイボスティー。
健康を気にされる方や美容の効果を期待される方に、男女問わずとても人気のお茶の一つです。
そのルイボスティーが健康や美容だけでなく、白髪改善などに効果が期待されていることをご存知でしょうか?
今回は『ルイボスティーがなぜ白髪に効果があるとされているのか』について調査しました。
そもそもルイボスティーってどんなお茶なの?
健康や美容に効くって聞いたことはあるけど、具体的にはよく分からない・・
白髪に効果があるって本当?
という方のために、ルイボスティーそのものについても詳しく解説します。
- 白髪に効果があるって本当?ルイボスティーに含まれる栄養素
L ルイボスティは白髪に効果があるのかを栄養素から考察 - 抜け毛予防にも!ルイボスティーの美容・健康へのさまざまな効果
L ルイボスティの驚くべき効果を紹介! - 飲み過ぎると肝臓に悪い?ルイボスティーのデメリット
L デメリットを知って正しく健康生活!
健康・美容のため、または白髪の改善などに興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
白髪に効果があるって本当?ルイボスティーに含まれる栄養素
健康や美容に効果があるとされるルイボスティーですが、実際にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
ルイボスティーに含まれる栄養素について以下にまとめました。
- 亜鉛
- フラボノイド
- 鉄
- マグネシウム
- カルシウム
- カリウム
- ナトリウム
- ポリフェノール
- リン
ルイボスティーには、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
また、ポリフェノールには抗酸化作用があり、体の中の活性酸素を除去する働きがあります。
ルイボスティーに含まれる栄養素のうち、特に白髪に効果が期待できる栄養素は亜鉛・フラボノイド・鉄となっています。
ルイボスティーとはどんなお茶?
ルイボスティーの原材料は南アフリカ共和国にあるセルダバーグ山脈に自生する、『ルイボス』という木の葉です。
昔から南アフリカの先住民たちが『奇跡のお茶』『不老不死のお茶』と呼び、親しまれてきたお茶なのだそうです。
ルイボスの葉を天日で自然乾燥させたものがルイボスティーとなります。
大きな特徴の一つがノンカフェインであるということ。
小さなお子さんや妊娠中の方でも安心して飲むことができます。
紅茶のような赤っぽい茶色をしており、味もクセがなく爽やかなため、ホットでもアイスでも美味しくいただけるお茶です。
ルイボスティーの種類
20世紀初頭にイギリスやオランダに普及したルイボスティーは、現在では世界中で愛されるようになりました。
最近では様々なバリエーションのルイボスティーを目にすることも増え、いろんなフレーバーをブレンドした『フレーバールイボスティー』や、タピオカ専門店では『ルイボスタピオカミルクティー』なども販売されています。
ルイボスティーには、『レッドルイボスティー』と『グリーンルイボスティー』の2種類あります。
ここでは、その2つのルイボスティーの違いについて解説します。
どんな違いがあるのかを知っていただき、ルイボスティーを選ぶ際の参考にしてください。
レッドルイボスティー
一般的によく目にするルイボスティーは『レッドルイボスティー』です。
レッドルイボスティーはルイボスの葉を天日や高温で発酵・乾燥させて作られたものです。
よく目にする、赤みのある紅茶に似た色味のルイボスティーが『レッドルイボスティー』です。
グリーンルイボスティー
グリーンルイボスティーは、緑茶の製法を参考に作られたと言われています。
レッドルイボスティーは高温で発酵・乾燥させるのに対し、グリーンルイボスティーは急速乾燥や低温でじっくり乾燥させる特殊な製法で、なるべく発酵させないように作られています。
レッドルイボスティーに比べて、グリーンルイボスティーの方がポリフェノールが多く含まれています。
また、発酵させない製法のため、レッドルイボスティーよりもさらにあっさりとした味となっています。
白髪改善が期待できるルイボスティーの3つの栄養素
ルイボスティーに含まれる栄養素のうち、特に白髪の改善に効果が期待される『亜鉛』『フラボノイド』『鉄』について以下で解説していきます。
この3つの栄養素がどんなもので、なぜ白髪の改善に効果があるのかを詳しく説明します。
白髪が気になる方に積極的に摂っていただきたい栄養素となっていますので、以下をチェックしてみてください!
亜鉛
髪の毛の色はメラノサイトと呼ばれる細胞で作られる、『メラニン色素』によって作られます。
亜鉛が不足するとメラノサイトがうまく働かなくなり、メラニンの生成がうまくいかず白髪になってしまうと言われています。
亜鉛を摂取することでメラノサイトを活性化させ、白髪ができにくい状態へと導くことができます。
また、亜鉛は健康な髪の毛を維持するために必要な『ケラチン』の合成を助ける効果や、毛根の細胞分裂を促し、髪の毛の成長を活発にしてくれる効果もあります。
健康な頭皮や髪に必要不可欠な栄養素の一つです。
亜鉛には男性型脱毛症(薄毛)の原因となる『5aリダクターゼ』という酵素の働きを抑制する効果があり、今生えている髪の毛を健やかに保つ効果があるため、薄毛の予防も期待できます。
フラボノイド
フラボノイドの一種である『ステルビン』が、白髪を改善・予防するということが発見されました。
メラノサイトは紫外線などのダメージを受けると、メラニンの生成に影響を及ぼし、白髪につながることがあります。
このステルビンには強い抗酸化作用があり、紫外線などの外部ダメージからメラノサイトを守ってくれるため、白髪の予防につながるというわけです。
『ステルビン』はメラノサイトを活性化し、メラニンを生成できるようにして白髪を改善する効果があることも分かっています。
鉄
鉄は白髪予防にとても大切な栄養素です。
頭皮や髪への栄養は、血流によって運ばれます。
貧血になると頭皮に十分な酸素や栄養が行き渡らず、メラノサイトの機能が低下して白髪が増えてしまう原因に。
白髪を増やさないためには鉄分を摂り、貧血を予防・改善することが大切です。
特に女性の場合は、毎月の生理で鉄分が不足しやすい傾向にあるため注意しましょう!
ルイボスティーを飲むタイミングと1日の摂取量は?
ルイボスティーは1日にどのくらい飲んでも良いのでしょうか?
また、いつ飲んでも大丈夫なのでしょうか?
ここでは正しい飲み方について詳しく説明していきます。
いつ飲んでも大丈夫
基本的にルイボスティーはいつ飲んでも大丈夫です。
ルイボスティーはノンカフェインなので、夜に飲んでも眠れなくなるといった心配もありません。
ただし、利尿作用のあるカリウムも含まれているため、トイレが近くなることも。
トイレの回数が増えること自体は、老廃物を外に排出しやすくなるため悪いことではありませんが、寝る直前などは控えると良いかもしれません。
1日の摂取量はコップ3杯程度が目安
ミネラルが含まれているルイボスティーは、汗をかく夏やスポーツ後の水分補給にもおすすめです。
1日に大量に摂取することはあまりおすすめできません。
ルイボスティーに含まれるマグネシウムは、摂りすぎるとお腹を壊すことがあります。
1日に飲む量としては、コップ3杯分くらい(500ml程度)が丁度良いと思います。
飲み過ぎると肝臓に悪い?ルイボスティーのデメリット
ここまで解説した通り、摂取することでメリットの多いルイボスティー。
では逆に、摂取することでデメリットはあるのでしょうか。
過剰に摂取しない限り、副作用のような体に害を及ぼすことはなさそうですが、ここではデメリット部分にも触れていこうと思います。
万が一の注意点もあわせてしておくことで、安心してティータイムを楽しんでいただけたらと思います。
過剰摂取は下痢の原因
ルイボスティーに含まれている『マグネシウム』は、便を柔らかくする効果があります。
そのため、過剰に摂りすぎると下痢を引き起こしてしまうことがあります。
1日に500ml程度(コップ3杯分)が適量です。
基本的には整腸作用があるのでそこまで心配はいりませんが、元々お腹が緩い方などは気をつけた方が良いかもしれません。
血圧を下げる働きがある
『マグネシウム』を過剰に摂取すると、血圧低下に繋がる場合があります。
また、腎臓や肝臓の機能が低下している人が過剰に摂取した場合は、胃の不快感や下痢などを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
まとめ
今回は健康に効果が期待できるルイボスティーについて解説しました。
健康や美容はもちろん、髪にとっても驚きの効果が期待できることがわかりました。
ノンカフェインでクセもなくとても飲みやすいので、毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。